本文入力の概要 – WordPressマニュアル

「ビジュアルエディタ」は、HTMLコードとして保存されるウェブサイトのコンテンツを、公開画面の表示に近い形で表示させながら編集を行なうものです。ビジュアルエディタでは、様々な機能を挿入・適用できる「ツールボタンバー」を使用してHTMLの記述をすることができます。

ツールボタンバー右上にある、「ビジュアル / テキスト切替」ボタンで、テキスト（HTML）エディタに切替ることができます。テキストに切り替えると、HTMLコードを直接編集することができます。

editor

編集ツールボタン機能一覧

分類	アイコン	ボタン名／機能
表示切替		キーボードショートカットのヘルプ
		ツールバーの「簡易機能」「フル機能」の切り替え
		集中執筆モード：欄外の表示を一時的に非表示にする
		ブロックを表示段落や見出しなどの行フォーマットの境を点線で表示／非表示
文字スタイル		太字：文字を太字に
		イタリック：文字を斜体に（日本語には効かない場合があります）
		下線：文字にアンダーライン
		打ち消し：文字に打ち消し線
		文字色を設定／文字背景色を設定
		文字を上付き文字に／文字を下付き文字に
		文字スタイルのクリア：設定されている文字スタイルを解除
行フォーマット		フォーマット：段落、見出しなどの行フォーマットを指定
		番号なしリスト：箇条書きスタイルを適用番号付きリスト：番号付箇条書きスタイルを適用
		インデントの追加段落の場合：インデントを増やす。箇条書きの場合、階層を1段下げる。インデントを減らす：段落の場合：インデントを減らす。箇条書きの場合、階層を1段上げる。
		左寄せ：行（画像）を左寄せにする中央揃え：行（画像）を中央揃えにする右寄せ：行（画像）を右寄せににする
		テーブル：表の挿入 / 表の設定設定（表、行、列、セルの設定）
		引用：他サイトや書籍等から引用したコンテンツを｢引用ブロック｣スタイルに
挿入		メディアを追加：画像やPDFをサーバーにアップロードして本文に挿入
		リンクの挿入・編集／リンクの解除
		アンカー：ページ内リンクのターゲットとなる「アンカー」を挿入／編集
		「続きを読む」タグを挿入：区切りを挿入する（一覧表示でこのタグまでの内容が表示される）
		改ページ：同一投稿または固定ページに、ページ区切りを挿入する
		横ライン：区切り線を挿入
		改行なしスペース：改行なしスペースを挿入する（英文の単語間に挿入すると単語が単独で折り返されなくなります）
		特殊文字の入力：特殊文字を選択して入力
定義済設定の適用／挿入		スタイル：定義済スタイルを適用する
定義済設定の適用／挿入		クイックタグ：定義済のコンテンツ、ショートコード等を挿入
編集操作		コピー内容のスタイルを無効化：ウェブページやOffice書類からコピーされたスタイルを無効化してペースト。
		コピー / ペースト / 切り取り
		検索置換
		取り消し／やり直し

段落フォーマット

danraku-format HTML⽂書では、文章に適切な「見出し」が挿入されるように想定されています。各セクションの内容を表すのにふさわしい簡潔なタイトルを「見出し」として使用します。単に大きい文字で表示させたいだけの場合には「見出し」のフォーマットを使うべきではありません。

HTMLでは、h1タグ〜h6タグによって、見出しレベルが設定されます（大見出し〜小見出し）。h1タグは、ページタイトルとしてすでに使用しているので、本文中では、h2〜h6が、セクションの詳細レベルを表す「見出し」タグとなります。

サイトのデザインが設定されているスタイルシートによって、各見出しタグに異なったスタイルが適用されます。

リンクの追加

文字列にリンクを設定するには「リンク」ボタンまたは右クリックメニューの「リンクを挿入／編集」を使用します。（コピーしたURLを選択した文字列にペーストすることでも簡単にリンク設定をすることが可能です）

文字列を選択してリンク入力欄を表示：リンクをつけたいテキストを選択した状態で「リンクの挿入/編集」ボタンをクリックするか、右クリックメニューの「リンクを挿入／編集」を選択すると、リンク設定の入力欄が表示されます。
URLをペーストするかページ名を検索：リンク先ページのURLをペーストします。サイト内のページへのリンクの場合は、ページ名で検索して記事を選択することでURLが自動で入力されます。「適用」ボタン（改行アイコン）またはエンターキーで決定。
リンクの再設定・削除：リンク文字列内にカーソルを置くと、リンクURL、リンク編集ボタン、リンク削除ボタンが表示されます。
- 外部サイトへのリンクは、新しいタブを開いて表示させることが一般的なので、歯車アイコンの「リンク設定」ボタンで詳細設定を開き、「リンクを新ウィンドウまたはタブで開く」のチェックボックスにチェックを入れます。この画面でリンク先URL・リンク文字列の修正もできます。
リンクアイコンを付加 ― リンク部分をより目立たせるために「スタイル」メニューを使用してリンクアイコンを付加します。リンク文字列内にカーソルを置き、「スタイル」メニューから「リンクアイコン」を選択することでアイコン付きのスタイルが適用されます。

ページ内部のセクションへのリンク

通常リンクで別のウェブページへ移動するとページ最上部が表示されますが、ページ途中の任意のセクションにリンクを貼ることも可能です。その場合、リンクの目的地となるセクションに、IDのついた「アンカー」が必要になります。

目的地の設定 ― アンカーを挿入。
1. 挿入したい場所にカーソルを移動し「アンカーボタン」をクリックします。
2. アンカーの設定ウィンドウが表示されるので「名称」欄にアルファベットでページ内の場所を示す “ID” を入力します。IDは、アルファベットと半角数字が使用可能で、数字は先頭文字には使用できません。
リンクの設定 ― 任意のセクションへのリンクを設定するには、URL欄に通常のURLを入力し、末尾に、半角記号の「#」とアンカーに設定した「ID」を入力します（例. http://xxxx.com/#id）。ページ内のセクションへのリンクの場合は、URLを省き「#ID」のみを入力します（例. #mokutekichi ）。

スタイル

編集ツールボタン内の「スタイル」セレクトボックスから、本文の要素に規定されたスタイルを付けることができます。

リンクアイコン
閲覧者がリンクだと解りやすいよう、アイコンを挿入します。（詳細は「リンク」ヘ）
折り返しなし（テーブルセル）
テーブルセルで文字を折り返したくない場合に使用します。（詳細は「テーブル（表）」ヘ）
フォントサイズ
文字を小さくしたい場合、small 〜 xxx-small、を、文字を大きくしたい場合は、large〜xxxxx-largeを使用します。

クイックタグ

「クイックタグ」には、あらかじめ編集済みのhtmlが設定されており、容易にhtml文字列を追加できます。